弊社は金属部品の表面処理と塗装に一貫して取り組んでいます。
前処理はノンクロム(ジルコン)、クロム皮膜を使用し、アルミ・鉄・ステンレス・その他金属の剥がれにくい塗装を目指して研究努力を重ねて参りました。
大量ロットから少量多品種まで幅広く対応し、洗浄、治具等の塗膜剥離のご要望にもお応えします。
表面処理(前処理)、塗装、金属部品の洗浄、塗膜剥離…
金属表面に関するご要望をお聞かせください。

事例紹介

自動車、電機・電子機器、建材、工作機械等、さまざまな分野のお客様の、「塗装密着が悪い」「塗装不良が出てしまう」等の、塗装性能に関する悩み、「切断粉の処理に困っている」「表面をより平滑にして摺動性能を良くしたい」等の、金属表面処理の技術的な問題に対し、お客様とキャッチボールしながら、素材やお客様の求めるクォリティに合わせた解決策を設計・ご提案いたします。

・切削面の微粉の処理  ・内面の平滑コーティング  ・冶具の塗装の剥離
・化成皮膜処理(防錆)  ・チタン合金への塗装    ・乾性潤滑剤コーティング 等々


 
■事例1 切削微粉の化学処理事例

アルミの押出し成型母材を、製品の仕様に合わせて切断するとき、切削微粉が物理的にアルマイト処理された母材表面に 付着します。
それをある大手建材メーカーでは、人海戦術でふき取り処理を行っていました。しかし、注文点数が増えて行くにつれて 作業が追い付かなくなり、また人間の手によるふき取りであるため、仕上げ状態が均一でなく困っていました。
弊社は、この問題に対して、アルマイトを侵さずにアルミだけを溶かす処理を開発して対応しました。弊社への輸送コスト を考えても、時間やコストを大幅に削減し、製品の均質化も実現できました。


 
■事例2 潤滑機能を併せ持つ表面皮膜処理ドライコート

レール形状U字溝内面コーティング用のスプレーガンを開発しました。乾性潤滑剤の焼付塗装 を平滑且つ均質に行うことを実現し、数万回の摺動テストにもパスしました。


●低荷重から高荷重まで広範囲に適用する優れた耐荷重性能を発揮
●-200℃から+500℃まで幅広い使用温度範囲をカバー
●オイル・グリースが使えない箇所(塵埃下、真空中等)の潤滑に最適
●金属のみでなく、ゴム、プラスチック表面の低摩擦、低摩耗化にも威力を発揮
●メッキ+グリースの潤滑方式を「ドライコート」のみへ置き換えることにより、環境負荷の軽減と大幅なコストダウンに なります。

 
■事例3 環境負荷逓減型皮膜処理事例

アルミホイール初の「カーボン・オフセット・ホイール」に、ノンクロメート皮膜処理を施すことにより、環境負荷低減を実 現し、企業の社会的責任(CSR)向上に貢献いたしました。




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